8月だけど、もう目覚めた?!休眠明けの亀甲竜の管理・水やり&番外編・目覚めなかった時、試してみたこと。

こんにちわ。今日も蒔くぞchizuruです。

我が家では 暑さが増した8月に「あれ?!」と 目覚めてしまっていた亀甲竜がいます。。。。

家の中でも比較的涼しい場所においてはいますが、エアコンの効いたリビングではなく、蒸れてしまわないか 気になって仕方ありません。

今回は 休眠明けの亀甲竜の管理・水やり& 1度しか試した事はないのですが、目覚めなかった亀甲竜に試してみた所、目覚めに効果があった方法を紹介したいと思います。

この、最後の「試してみた方法」は、本当に最後の最後、もうこの方法でダメなら処分だなという株に対して行ってくださいね。偶然、成功しただけかも知れませんし、必ず目覚める保証はできません。試してみる方は 自己責任でお願いします

今回もお付き合いいただけると嬉しいです!では 早速行ってみましょう!

目次

アフリカ亀甲竜・自生地・育成タイプについて※おさらい

アフリカ亀甲竜は、南アフリカ原産の 冬型塊根植物です。

南アフリカの気候は地域により違いますが、亀甲竜の自生地は、温暖な地中海性気候で 比較的涼しい時期に雨が多く降ります。アフリカ亀甲竜は その雨の多い涼しい時期に生育を盛んにするため、「冬型」塊根植物といわれます。

ここでポイントになるのは 「涼しい時期に生育を盛んにする」と言う事です。「冬型」といえど、自生地では最低5℃を下回る事はないそうです。とある生産者さんによると 冬場の管理は10〜15℃位が理想的で 生育が良くなると言われています。

日本で言う「冬型」だと、もっと気温が低くても平気のように感じてしまいますよね。特に 東北住まいの私は「冬型」と聞くと 0℃まで平気のように考えてしまいます。実際は「冬型」=「寒くても平気」ではなく、「涼しい時期」が好きと 覚えておくと良いかも知れません。

では、暑い時期はどうしているのかと言うと、気温の上昇と共に 徐々に葉を黄色く枯らし活動を休めていきます。いわゆる「休眠」です。

自生地では 夏時期は極端に雨量が減ることから 身を守るために活動を緩やかにし、「休眠」します。自生地での夏の最高気温は 29℃以上になる事はめったにないようです。このことから、アフリカ亀甲竜にとって 日本の夏は 暑すぎることが伺えます。

また、自生地は「温暖な地中海性気候」に加え、東からの風も常に吹いているような状態で カラッとした気候のようです。

アフリカ亀甲竜の休眠時期、管理に不安のある方は 自生地を真似てサーキュレーターで風を送るなどしても 良いかも知れません。

アフリカ亀甲竜の休眠明けって?

アフリカ亀甲竜は、上記にもあるように、夏の暑い時期に「休眠」し、涼しくなってくると また活動をはじめます。

休眠する期間は だいたい 1ヶ月〜4ヶ月ほどです。1ヶ月で 活動を再開する株も有れば、4、5ヶ月休眠している株もあります。逆に 休眠しない株もあったりと、栽培の経験上、特に決まった規則は無いように感じます

私の所で管理している アフリカ亀甲竜は 2月から6月にかけて休眠に入り、早めに休眠に入ったものは 6月に目覚めるなど、7月、8月と、1株ずつ活動を再開しています。

アフリカ亀甲竜の休眠明けの合図はあるの?

株を観察していると、ひょろっとツルが伸びてきます。最初は 葉がなく、枯れた枝と同じような色合いのツルだけが伸びてきます。そのツルが出たものから 日の当たる明るい場所に出し 水やりを少し多めにするなど、休眠期の株とは 別の管理を始めます

ある程度、ツルが長くなると、徐々に葉も大きくなってきます。いろいろなものに巻きついてしまうので誘引の針金などを用意しましょう。少し目を離すと 他の株のツルと絡まってしまって 解くのが大変!なんてこともしょっちゅうです。こまめに誘引の針金に巻き付ける、他の株と間隔を開けておくなどすると良いかと思います。

大きな伊藤さんのような株は 大きいだけにツルも太く、伸びてくるまで時間がかかるようです。株の上部に 棘のような突起ができ始め、「なんだろう?」と観察していると 「ツルだった!」というような感じで 長い間 「棘」の状態でスタンバイしています。一度 「ツルだ!」と確認できると 成長は早いのですが、大きく太いツルだからか 棘の状態で勢いを溜めて伸びているような印象です。

これから暑い時期なのに 目覚めちゃったらどうしたらいいの?

生育を止める事はできません。暑さと群れ、直射日光に気をつければ大丈夫です。

私のところでも 暑さのピーク8月に目覚めた 株があります。

室内のなるべく涼しく明るい日影のような窓辺におき、常に風が動くよう 少しだけ窓を開けています。

水やりは、気温高くなる日中は避け、夕方〜夜に 用土のみ濡れるよう与えています。予想気温を見て、涼しい日が続くような期間に水やりをしたりもします。また、用土が湿った状態が長く続くと 蒸れの原因になりかねません。水やりをした際は 用土が早く乾くよう サーキュレーターを夜間付けっぱなしにし、風を送るなどしています。

休眠から目覚めない株、どうしたらいい?

①目覚めないからと言って 焦りは禁物!まずはじっくり待ってみて!

植物はとても不思議なもので、良くも悪くも「何で?!」という株があります。亀甲竜も、他の株が目覚めたのに、この株だけ目覚めない=もう枯れた。。。と 焦って判断してしまうのは 良くありません。まずは しっかり涼しくなるまで見守ってみて下さい。私のところでも 複数亀甲竜を育てていますが 早く目覚める株も有れば、かなり冬に近くなってからツルを出す株もあります。個体差があるので 「枯れたかも?!」と ソワソワしてしまう気持ちもわかりますが 少し見守ってみてください。

②見守ったけど、やっぱり変化なし。もう 処分かな?という方は 最後にダメ元で試してみてください。

冒頭でも書きましたが、自己判断でお願いします。私が過去に試してみて、効果があった方法です。なかなか目覚めない亀甲竜に試してみた復活法で 蒸れた・腐った株には 効果はありません。断水して 根が復活できない、水切れが著しい株には効果があるように思います。

方法は以下の通りです。

用土から 根を痛めないよう優しく取り出して、水で戻した水苔に植え直し、ビニール袋で 密閉※水苔は 硬めに絞り 水分を少なめに1日1回開封し、空気の入れ替え&株の観察をします。用土は 完全に取り除かなくても大丈夫です。なるべく根を痛めないように 作業します。亀甲竜の根は、外側ほど新しい根で、中央に向かうほど古い根になります。

私がこの方法を試した際は、3日ほど密閉、袋を開封→翌日からは 根本(鉢だけ)密封→ということをしたら 1週間ほどで ツルが伸び始めました。

この水苔&密閉方法」は、私がよくやる 復活方法です。ポイントは「密閉しすぎない事」「根を痛めないようにすること」です。観察を怠って 密閉を長く続けてしまうと、逆に蒸れてしまいますので 復活が確認できたら 徐々に普段の管理に戻すようにステップを進めます。

水苔&密閉方法」は 観葉植物のような、湿度を好む植物の発根や 復活に有効とのことで、最初は 観葉植物に行っていました。ある時、ディッキアの発根に試してみたところ とても早く発根したことから、ディッキア、アガベ、塊根、と 弱った植物に試してみました。乾燥系の植物に「水苔?」と 思う方もいるかも知れませんが、根の復活や、水切れからの復活など効果があると考えています。水苔から、用土に戻す際、水苔を完全に外さなくても大丈夫ですので 「根を傷つけない事」を1番に 作業する事をお勧めします。

この復活方法で、現在は 水きれした セロペギアボッセリ、パキポディウム  デンシフローラム、冬に成長点が蒸れ 根だけ生きていたアガベに試みて 復活しています。

亀甲竜も、もう1度試してみて 「やっぱり!」と 確認したいのですが💦残念ながら 弱った株が現れず 試せずにいます。

新しい根がなく、水やりしても水が吸えていなかったパキポディウム。1ヶ月ほど、密閉と開封を繰り返していたちころ復活!現在は鉢だけ密閉し、日の当たるところに置いている。水苔が乾いていたら湿る程度に水やり。

最後に

今回は 休眠から目覚めた亀甲竜の管理・目覚めなかった時の対処法を紹介しました。栽培環境により、私の育て方が当てはまらない場合もあるかもしれません。

先日、大阪からいらした方とお話しする機会がありました。その日は いつになく気温が高く「せっかく東北に きていただいたのに、関西より暑いかもしれませんね」と、天気の話をしたところ 関西の方が湿度があり、ベタベタしているとおっしゃっていました。東北住まいでも、その日は 「湿度が高い」「ムシッとする」と思っていたのに、関西は もっとなのか!と、気候の違いを感じました。

もしかすると、亀甲竜の休眠期は「完全断水」という方の 地域や 栽培環境は 湿度が高いのかもしれませんね。

水苔での復活方も、栽培の考え方の1つとして 参考にしていただけたらと思います。水苔の性質に慣れてくると 復活だけでなく、発根管理にも使えますので 私的には お勧めな用土の一つです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

東北に住む 植物の種まきに取り憑かれた人。特に好きなのは亀甲竜。冬はマイナス10度は当たり前な環境で 地球の裏側、南アフリカ原産の塊根植物を育てて居ます。ビカクシダは 栽培歴6年ほど。緩い胞子培養しています。

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