「今日も蒔くぞ」chizuruです。
タイトルの「実生」、読めますか?
正解は「実生」・みしょう と読みます。
「種子を蒔くこと。種子から育てた苗のこと」と言う意味で使われます。
私は 種まきを始めた当初 実生を「じっせい」「みせい」と読んでいました。ある時、知人から「みしょう」って読むんだよ。と教えてもらい とても恥ずかしい思いをした経験があります。
そこで 今回は「亀甲竜 実生」で検索すると、よく目にする例文をもとに 園芸用語の読み方、解説をします。
この記事では、園芸用語のほんの一部の解説ですが、読み終えた時には「実生方法」に関して 詳しく理解できるようになっていると思います。
是非 最後までお読みください
園芸用語ってどんな感じで使われているの?
では、実際に「園芸用語」って、どんな感じで使われているのでしょうか?
「亀甲竜 実生」でネット検索した際によく見かけることをまとめた 例文です。
ディオスコレア エレファンティペスの播種方法
・冬型塊根植物の代表とも言える 南アフリカ原産の :学名「ディオスコレア エレファンティペス」:和名「亀甲竜」は名のとおり 半球形の塊茎が 亀の甲羅のようにひび割れていくのが特徴です。
手順 ① 種子を準備。ケーレスからの輸入種子が一般的。フリマサト、オークションなどで購入できます。
② ベンレートを 規定通りに希釈し 種子を殺菌
③ メネデール希釈液に1日浸す
④ あらかじめ 熱湯殺菌しておいた用土に播種
⑤ 発芽までに1ヶ月ほど時間を要するので 播種した鉢が乾燥しないように 腰水で管理
・種子は 好光性種子、嫌光性種子どちらとも言えないので 覆土はしてもしなくても良いです
・播種前に 休眠打破処理が必要とする説もありますが 発芽のトリガーは確率されていません
・発芽適温は 15〜20℃
普段使わない言葉ばかりで 読み方もわからない!なんて用語もあるのではないでしょうか
次の項目では この例文に出てきた用語の読み、解説をしていきます
種まき用語:読み・解説 *あいうえお順
今回は、例文に登場した用語を あいうえお順に 解説していきます
塊茎.塊根・かいけい.かいこん ・茎が大きくなり、育成に必要な水分 養分を蓄える器官となり肥大したもの。根が肥大するものもある。植物学的には 塊茎、塊根は別物だが 通り名として全体を「塊根植物」と呼んでいる。
学名・がくめい ・世界共通の名称のこと。
休眠打破・きゅうみんだは・休眠していた種子が休眠を止めること。休眠打破物質、光、生体時計などが関係している
ケーレス・koehres kakteen[ケーレス・カクテーン]サボテン、多肉植物の種子を海外発送してくれるドイツのオンラインショップ
嫌光性種子・けんこうせいしゅし ・光によって発芽が抑制される種子。暗発芽種子ともいう。
好光性種子・こうこうせいしゅし ・嫌光性種子とは逆で 発芽する時、光りが必要な種子
腰水・こしみず ・鉢の底を水につけておくこと。水は鉢底1~3cm程の高さにすることが多い。
種蒔き用土・たねまきようど・赤玉土や川砂の細粒。市販のものもあるが、無機質のものの方がおすすめ
熱湯消毒・ねっとうしょうどく・80℃以上のお湯を10秒以上直接かけること。用土の殺菌には 他にも電子レンジで殺菌する方法もある
播種・はしゅ・植物の種子を蒔くこと
発芽適温・はつがてきおん ・種子が発芽するのに適した温度。
覆土・ふくど・種子を蒔いた後、表土に薄く土を被せること。
冬型・ふゆがた・秋から冬の涼しい時期に生育する植物のこと
ベンレート・薬剤、殺菌剤。用土や種子の殺菌に使う
実生・みしょう・本来は種子から発芽した幼植物のことだが、種子をまく行為もそう呼ぶ
メネデール・活力剤。亀甲竜の実生だけでなく 多肉植物、塊根植物の実生、植物全般の育成に広く使われている
和名・わめい・日本でつけられた名前のこと。
まとめ
いかがでしたでしょうか
種蒔き用語の意味がわかると 例として挙げた説明文の内容が より一層イメージしやすくなったと思います。
なお、今回取り上げた用語は ごく一部であり「亀甲竜 実生」に焦点を絞って 私の主観で選んでいます。
もっと沢山の園芸用語を知りたい!と言う方は
「多肉植物 サボテン語 辞典/Shabomaniac監」 主婦の友社 を読んでみてください
沢山の用語と、写真付きの植物の説明があり 辞典と言うだけあって いつでも手元に置いておきたい一冊です
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